http://image.news.livedoor.com/newsimage/0/4/043be_1332_f3c126f2_707a5ef0-m.jpg ジャーマンポークステーキ200g(240円)、ノルマンディースタイル・ベジタブルブレンド200g(70円)、キャンベル・クラムチャウダー200g(76円)で、トータル386円。これだけたっぷり食べても余裕でワンコイン(500円)以下。しかもお世辞でなく激ウマ!
みるみる体重が落ちていく糖質制限ダイエット。でも、食事の炭水化物を減らして、タンパク質・脂質を増やすと、食費が高くつきがちなのも事実。こんなときこそ、コストコの出番です。
糖質制限の観点から、コストコで絶対に買うべき、安くて激ウマな食品を10個、紹介します!

■試行錯誤の末にコストコにたどり着いた!

実は必須栄養素ではない炭水化物を主食から外し、タンパク質と脂質をメインに食べるだけで、なんの苦労も我慢もせずに、学生時代の体型を取り戻せてしまう糖質制限ダイエット。実際にやってみたところ、その効果は驚くほどでした。
1ヶ月半で5kg減! リバウンドなし「糖質制限ダイエット」を習慣にする5つのコツ [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/20279 ]
ただ、糖質制限を始めて、一つだけ大きな問題にぶつかりました。タンパク質や脂質が多く含まれている食品は、炭水化物より高価であるケースが多いんです。カロリーを気にせずに満足いくまで食べていいとは言っても、牛丼の代わりに、牛肉を丼一杯も食べていたら、お金がいくらあっても足りませんよね。
豆腐や無糖ヨーグルトならば安く済むけれど、これだけでは飽きてしまう。魚の缶詰は、たまにはいいけれど、毎日のように食べたいとは思わない。ここは腕の見せどころ。元来、凝り性なところのある私は、がぜん燃えてきました。
私が最終的にたどり着いたのは、みなさんご存知のコストコです。コストコと言うと「どうせ、“安かろう悪かろう” でしょ?」と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、実は高品質の激ウマ食品がたくさんあるんです。糖質制限を実践している私から見ると、コストコは宝の山!
※紹介する内容は、コストコ金沢シーサイド店(2014年1月)のものです。利用する店舗や、時期(セールの有無など)によって、変化する場合があります。ご了承ください。

■1. ジャーマンポークステーキ(120円 / 100g )

まずはお肉から。個人的に今いちばんハマっているのが『ジャーマンポークステーキ』。やや厚めにカットされた豚肉に、パセリ・マジョラム・パプリカなどのシーズニングがまぶされて、大きな容器に入れられています(同じ容器に入れられて売っている人気商品に、プルコギビーフがあります)。
付属のニンニクをスライスして、フライパンで熱したサラダ油に投入。油にニンニクの香りが移ったところで、ジャーマンポークステーキをじっくり焼いていきます。見た目はかなりゴツく、実際にかなり食べ応えがあります。私は2枚食べると、「お腹いっぱい」な感じが6時間は持続するほど。
特徴は何と言っても、味です。いわゆる豚肉の味がしっかりしていて、香辛料(辛くはないです)と、こがしニンニクの香りが豊かに漂い、食欲をそそります。おまけに、脂がのっていてジューシーなので、この厚さの豚肉にしては非常にやわらかいんです。これでグラム120円は信じられない。

■2. 国産豚肉ロース うすぎり(138円 / 100g)

『ジャーマンポークステーキ』は美味しいけれど、味を変えられないのが難点。生姜焼き、ポークチャップとさまざまに調理したい場合は、『国産豚肉ロース うすぎり』がおすすめ。“うすぎり” と言っても、豚しゃぶにするような薄さではなく、生姜焼きにちょうどいいかな? くらいのしっかりした厚みがあります。
100グラム138円という安さながら、豚肉の味が濃厚で、まったく臭みがありません。とってもジューシーで、歯切れがよく、シンプルに塩コショウでソテーしただけでも、最高に美味しく食べられます。
こうした肉類は、1kg以上の特大サイズのみで販売されているのがコストコの常識。どんなにお肉が好きでも、1人あたり200g以上はなかなか食べられないので、真空パック器(またはジップロック等)で小分けして冷凍します。一人暮らしなら、6~7回分にはなるはずです。

■3. 国産品さくらどり むね肉(39円 / 100g)

コストコ最強のコストパフォーマンスを誇る大人気商品『国産品さくらどり むね肉』。100グラム30円台! ご存知の方も多いと思いますが、さくらどりシリーズは、臭みがなくて本当に美味しいんですよね。
パッケージには、さくらどりの特徴として、以下のように記載されています。
・お肉の色はさくらのような鮮やかなピンク。
・ジューシーでやわらかな食感。
・一般鶏肉と比べてビタミンE含有量が3倍以上。(日本食品標準成分表2010年比較)
とは言えもちろん、むね肉なので、普通に焼いて食べるだけでは、パサつきやカタさを感じるかもしれません。おすすめなのは、片栗粉をまぶしてから焼く方法(クックパッド等で鶏むね肉のレシピを検索してみてください。片栗粉は糖質ですが、少量なので問題なし)や、鶏ハムにしてしまう方法 [ http://costcotuu.com/20131204/post_30946.html ]です。

■4. 冷凍鶏もも肉(骨・皮なし)(61円 / 100g)

むね肉では満足できない、という方には鶏もも肉。『国産品さくらどり むね肉』は、一度も冷凍されていない新鮮な国産肉が、真空パックされて売られていますが、こちらはアメリカ産の冷凍です。その分、鶏もも肉ながら、価格は100グラム61円と破格になっています。
品質が気になるかもしれませんが、こちら、コストコプライベートブランド「カークランドシグネチャー」の製品です。コストコの常連さんはご存知だと思いますが、カークランドシグネチャー製品には、安くて充分な品質のものが非常に多いんです。
もちろん、さくらどりには劣るんですが、目立った臭みもなく、ふつうの鶏もも肉です。なんと2.95kg入りという特大品ですが、一切れが150gくらいに分かれていて、使い勝手がいいのもポイント。解凍してそのままソテーできます。

■5. CPチキンナゲット(70円 / 100g)

調理が面倒なケースには、『CPチキンナゲット』がおすすめ。チキンナゲットは、スーパーで買うと100グラム150円くらいはしますし、ネットで業務用を買おうとしても100グラム100円以下はなかなか見つけられません。が、こちらは1kg入りで698円。
安いだけでなく、味も充分な水準。臭みはなく、ほどよくジューシーで、鶏肉の味がしっかり感じられます。
ちなみにチキンナゲットの衣は糖質です。パッケージにあるとおり、100gあたり14.1gが炭水化物なので、美味しいからと言って食べ過ぎには注意。もっとも、腹いっぱい200g食べたって、コンビニおにぎり1個分相当でしかないので、丼ものや麺類を食べるよりは遥かにマシですけどね。
ちなみに生産元のCPフーズは、タイ最大級の財閥『CPグループ』の食品部門であり、食の安全性への高い意識で名高い企業です(参考:日経ビジネスオンライン「飢えと無縁の国で飛躍する食品メーカー」[ http://business.nikkeibp.co.jp/article/money/20080205/146437/ ])。低価格でも安心できます。

■6. さばみそ煮 月花(67円 / 100g)

肉ばかりでなく魚も取り入れたいのですが、魚の生鮮品はどうしても高くつきがちです。そこで、缶詰を候補にします。好き嫌いはあると思うのですが、私は大好きなので、さばのみそ煮缶をおすすめしておきます。
楽天市場などで検索してみると分かりますが、こちらの『月花』は、まとめ買いをしても、だいたい200円/個はします。が、コストコなら133円/個!

■7. キャンベル クラムチャウダー1.41kg × 2(38円 / 100g)

スープもいっておきましょう。貝たっぷりのクラムチャウダー。びっくりするような1.41kgサイズ缶が、2つセットで売っていて、価格はなんと1058円。100グラム38円という低価格です。あまりにデカいので、普通は買うのをためらってしまいますが、食べきれない分は小分けして冷凍する、と割り切れば、お買い得以外のなにものでもありません。
キャンベルのスープというと、水や牛乳でのばして飲むというイメージがあるかもしれませんが、こちらはストレートタイプ。温めてそのままいただけます。
ちなみに、具材にはじゃがいもが入っており、240mlあたり14gの炭水化物が含まれています。が、私はこの程度の含有量なら全然気にしないで、美味しくいただいています。

■8. ノルマンディースタイル ベジタブルブレンド(35円 / 100g)

コストコには生鮮野菜も安く売っているのですが、大家族でもなければ、どのみち食べきれずに冷凍するハメになってしまうので、今回は最初から冷凍されている(うえに安くてウマい!)『ノルマンディースタイル ベジタブルブレンド』を紹介します。
冷凍野菜というと、いいイメージを持たないかもしれませんが、これは騙されたと思って食べてみてください。さすがカークランドシグネチャーと言うべきか、野菜の味が濃厚で、歯ごたえも素晴らしい。
中身は、ブロッコリー、カリフラワー、人参、黄人参。収穫したての新鮮野菜が、生のまま冷凍されているので、さっとボイルして食べます。せっかくの歯ごたえを殺さないように、茹で過ぎには注意!
“冷蔵より冷凍のほうが栄養価が失われない” という研究結果もあるそうで(ネットで検索してみてください)、正直、都会のスーパーで売っている生野菜よりも美味しいです。個人的には、冷凍野菜の固定観念が完全に覆されました。

■9.コルビージャックチーズ(99円 / 100g)

お酒のおつまみにもいいし、朝食にも便利な『コルビージャックチーズ』。コストコにはたくさんの種類のチーズがありますが、その中でも日常的に食べるのに向いた、スタンダードタイプのチーズです。間食にもいいですね。
907gのビッグサイズで売っているので、切って食べます。けっこう食べ応えがあるので、私は大きく3つにカットし、2つを冷凍し、1つをちょこちょこ食べています。2種類のチーズがミックスされていて、色合いがきれいです。まるでアニメでネズミが喜んで食べそうな見た目がいいですよねw

■10. ミックスナッツ(塩分なし)(159円 / 100g)

最後に、間食や、お酒のおつまみに最高な、ミックスナッツを紹介します。塩分で味をつけているものと、加塩していないものとありますが、後者で充分に美味しいです。こちらも特大、1.13kgサイズ! 食べても食べても、ちっとも減らない感じが最高です。
成分表示によると、こちらのナッツには、28gあたり5gの糖質が含まれていますが、大量に食べるものでもないので、そんなに気にしなくて大丈夫。たとえばポテトチップスを一袋食べると、炭水化物を50gくらい摂取することになるわけで、どちらがいいかは明白です。

■肉をたっぷり食べて300円以内も余裕!

以上、糖質制限の観点から、コストコで絶対に買うべき、安くて激ウマな食品を10品、紹介しましました。コストコを活用すれば、タンパク質と脂質を主食にお腹いっぱい食べても、1人1食300円以内に納めることが充分に可能です。
あえてコストコで買うメリットに薄いので今回は紹介していませんが、そのほか牛乳、卵、無糖ヨーグルトなども安く買えます。ぜひ活用して、糖質制限のグルメ食を楽しんでください!