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探すのも簡単じゃないよ、でも探すだけじゃ商売にならないよ

サムラゴウチ騒動

ちょっと遅くなったけど、表記件についてメモしておく。
おいらはテレビを見ないので、こういうユーメージンが居ることは全く知らなかった。
楽曲を聴いた事もない。

報道されている一連の情報、さらに産經新聞が書き下した本人の会見から受けた印象について以下においらの印象を記しておく。

(1)謝罪会見とは思えない。 自分は悪くない、という説明がメインであって、本質的な意味では謝罪していない。 反論会見だ。 ポーズとして、謝罪らしき言動はしているが、以下にもあげる通り、全然「皆様を欺いていて申し訳ありませんでした」という感じがしない。
(2)名誉毀損で訴えると云うのが、まったく理解できない。 仮にも自分をスターダムにのしあげてくれた裏方に対して、感謝しこそすれ、訴える等と云う事は大変な筋違いではないか。 だいたい、裁判所がそんな案件を受領するわけないだろ、と思う。 そしてこの言動というか思考経路から、以下の2点が読み取れる;
 (イ)上記(1)のように、本質的には謝罪していない。
 (ロ)裏方の作曲者の方や、その他関係者に、プレッシャーを与えようとしている。 逆にいえば、
    今まで、そのような言動によって脅迫したり、圧力をかけて、意のままにしていたことが
    うかがわれる。 訴える、と声高に云う事で、「これ以上余計なことをバラすんじゃねぇ」
    とゴーストさんを脅しているのだ。
(3)彼は本当に耳が聞こえていないのだろうか。 「段々聞こえなくなった後、最近は回復してきたが、ちゃんとは聞こえない」という主張だが、断片的にYoutubeで見た会見からは、そういう印象は受けなかった。 高低差や音量の点でなにがしかのハンデがあるのかもしれないが、実質的には聞こえているのではないだろうか。 手話については、まぁ練習してきたのだろうし、実際に身につけているのかもしれないが、そンなン、言い訳にはならないよね。
(4)謝罪会見、または反論会見と云うより、底辺なお笑いの「キャラ設定変更説明会」に思えてしまう。 これからはこういうキャラでやりますから、という説明会だ。 相応にキャラだてを作り込んできた印象があり、またボロが出ない様に、一度きりの会見なのだろう。 しかし、突っ込まれた挙げ句の果てに逆切れである。 これは「芸」としていかがなものか。 キャラを作るなら叶姉妹に学んだり、キレ芸ならカンニング竹山を参考にする等、いくらでも準備するべきことはある筈なのだが、そういう点も詰められていない。 壮大な釣り、ネタとして見ても合格点には達していない。
(5)マスメディア等も共犯者ではないのか。 彼の作品を採用したゲーム会社の社員は「耳が聞こえる事は知っていた」と語っている。 その他のメディアのプロデューサー、出版社等、知らぬ存ぜぬでは通らない様に思う。