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タクシー業界の隠語

なかなか面白い表現だなぁ。 工夫されているよw
「カバンの忘れ物」と云われない様にしないとね。
元ネタは以下リンクの通り、ポストセブン。


■「工事中です」
「○○交差点付近で工事中」といわれれば、“あ~、混雑しているんだな”と思うが、本当の意味は、警察による交通取り締まりが行なわれているから注意せよということ。
■「落下物に注意せよ」
突然、無線から「落下物注意」と流れ、慌てて窓から見上げる……ことはない。実はこれも「ネズミ捕り(自動速度違反取り締まり装置)があるよ」と伝え合う運転手同士の暗号だ。
■「大きな忘れ物」
「○○付近でご乗車のお客様の大きな忘れ物です。持ち主は紺のジャンパーで30代、小太りの男性のお客様で~」
 この場合の「大きな忘れ物」とは、何とタクシーで逃走した容疑者を指す隠語。警察からの協力要請が無線で流される場合に使われる。
■「カバンの忘れ物」
もし、乗車中に運転手がおもむろに無線に「カバンの忘れ物です」と言ったなら、それはあなたが不審者と思われてしまったということ。「カバンの忘れ物」とは、不審者を乗せてしまった際、運転手が無線で出すSOSのサインなのだ。
■お化け
「バブルのころには、夜な夜なお化けがうじゃうじゃ出たけどなぁ」「お、オレ、昨日久しぶりにお化けに会ったよ」という会話が運転手の待合所でかわされている。
「お化け」とは、いわゆる長距離のお客のこと。アベノミクスで少しは景気がよくなったとはいえ、最近は滅多に出くわさなくなったと運転手たちは嘆いている。
■万収(まんしゅう)
メーターが1万円以上になる「お化け客」を捕まえて得た収入のこと。
■篭脱け
自宅に到着した客が「財布を忘れたので取ってくる」といったまま、逃げてしまう無賃乗車のこと。タクシー運転手が遭う被害としては暴力行為よりもはるかに多い。
「数千円の被害で交番に届けても、かなりの時間を無駄にしてしまう。泣き寝入りせざるを得ないケースも多く、運転手が一番困る悪質行為です」(運転手)
■アヒル
運転手の1日の売り上げは約4万円といわれる。それが2万円台で終了してしまった場合を「アヒル」という。待機場では「今日はこのままじゃ、アヒルだよ」と焦る声が時折聞こえてくる。由来は数字の「2」がアヒルに似ているから。
■流れ弾
「うわ、流れ弾にあたっちゃったよ……」とは、長距離客の多い大企業の前や霞が関付近で客待ちをしていたら、たまたま通りかかった客に最寄駅までなどワンメーター料金で走らされてしまったことを指す。招かれざる乗客を総称して「流れ弾」ということもある。
■ワカメ
「回送」タクシーのこと。回送=海藻というダジャレ。また、酔っ払い客のことを指す場合もある。車窓から酔客を見るとユラユラと動いているように見えるから。
■青タン
夜10時から明け方5時までの深夜割増メーター。割増料金になるとメーター表示が青くなることに由来している。
大日本帝国
東京のタクシー会社大手4社、「大和自動車交通」、「日本交通」、「帝都自動車交通」、「国際自動車」の頭文字を繋げた表現。都内の法人タクシーの約3割が「大日本帝国」で占められている。