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医療用?

 事が事であるだけに、世間様がマトモな反応(反麻薬、麻薬解禁反対)をしているようで、これは珍しく評価に値する事だと感じる。 尤も、「お上」がそのようにしむけているのかもしれないが、俺ちゃンは良い事だと思う。

 世間様、タレント医師が云っていることで、まさに我が意を得たり、と思う点は、「医療用大麻は存在しない」という点である。 「大麻大麻」であり、医療用の特別なものは存在しない、とハッキリ彼らは云っている。 まさしくその通りである。 アンポンタンどもは、医療用だから許される、という言い訳をしているに過ぎない。
 なンだか、ふざけているなぁ、と思う。
 いつもの、言葉の言い換え、ってやつだ。 言葉のお遊びというか、新たな表現を発明して、真実を糊塗しようとするものだ。

 仮に医療用として解禁すれば、ハルシオンのような横流しの問題が当然に生じ、事実上の流通状態になるだろう。 解禁派の狙いはそれであることが明白である。 浅はかな事だ。

 俺ちゃンがシンプルに疑問を感じるのは、何故、医療に「大麻」という点である。
 これだけ科学技術が発達している状況下、大麻ならずとも、たぁくさン、良い医薬がある。 すでに、使用量や用法が確立された医療用の麻薬、鎮痛剤がある。 それらの医薬や、その他医療技術を活用すれば、十分、患者さンのQOLを向上させることができる筈だし、事実、運用されている。 最近の緩和ケアの進歩は目覚ましい。
 解禁派とやらは、この指摘に対してどう反論するのだろう?
 確かに、大腸がんだったかな、緩和ケアに大麻が役立った例があるとの事だが、1000症例のうち、1つくらいはそういう例があってもおかしくないさ。 そンな特異的な例をあげても意味がない。 大多数の患者さンに役立つとは思えない。
 そして大麻はタバコと同じ服用をするので、その点からすると、害のほうが大きいようにも思われる。
 トータルで考えれば、現代日本にはまったく必要ないものだと思う。

 官憲の方々におかれては、解禁派の連中を徹底的に糾弾して、牢屋にぶち込ンで頂きたい。