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イタリアの火山活動

 地震とは切っても切れない関係にある、火山活動。
 地べたの下では、マグマが対流しており、その動きがプレートの移動にも関係している。
(したがって、ローカルな地域のみの振動、移動をフォローしても、正確な予想はできないのではないか。 マクロ的な挙動のフォローをしなければ、全体の関連が見えてこないのではないか)

 今年はニュージーランド、イタリアでも大きな地震があった。 そして日本でも、大きな地震が続発した。 何か周期性や、関連があるものと思われる。 地下のマグマ対流がプレートを移動させる際の、順番のようなものがあるのではないか(ニュージーランド地震の次に日本に地震が来るのはその典型ではないのか)。

 あらためて、今年発生した地震について列記してみよう。

2016/02/14 ニュージーランド カンタベリー付近の地震(M5.8)
2016/04/14 熊本・大分地震

2016/06/16 北海道内浦湾 M5.3

2016/08/12 南太平洋・ローヤリティー諸島南東方(M7.6)
2016/08/24 ミャンマー地震 M6.8

2016/08/24 イタリア中部地震 M6.2 ※死傷者が多く出たほうはこちら
2016/10/26 イタリア中部地震 M5.5、M6.1

2016/09/02 ニュージーランド沖(M7.1)
2016/10/21 鳥取県 M6.6

2016/10/30 イタリア中部地震 M6.6

2016/11/13 ニュージーランド アンバーリー付近の地震(M7.9) 
2016/11/19 和歌山県南部 M5.4
2016/11/22 福島県沖 M7.3

2016.12.07 インドネシア地震  05:03 M6.5
2016.12.09 ソロモン諸島地震  02:38 M7.7
2016.12.10 岩手県地震  13:44 M4.9
2016.12.17 パプアニューギニア地震  19:51 M7.9
2016.12.25 チリ地震  11:20 M7.7
2016.12.28 茨城県地震  21:38 M6.3

 こうしてみると、イタリア、ニュージーランド、日本の地震は、関連しているように思える。 少なくとも、現在は、それらが関連するフェイズであると思われる。

 そして、ここで気になる情報が入って来た。 イタリア・ナポリの火山活動が活発化しているというのだ。
 この噴火が巨大であれば、地球全体に被害が及び、特に農作物生産や観光産業には多大な影響があるだろう。 株価、ドル、ユーロは暴落し、大混乱は避けられない。

 イタリアは、ユーラシアプレート・アフリカプレートの接するところに近いため、火山の噴火が地震を誘発することが十分に考えられる。 あるいはその逆も真なりで、地震の結果、噴火が生じるかもしれない。
 イタリアで地震が発生すると、上述のスキーム(?)が再び繰り返される可能性が高い。

 全く油断がならない状況だ。

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