ジョーズは悪役なのだが、途中、可愛い女の子と出会って仲良くなり、ついにはボンドの味方になって助けてくれるという、何とも小気味好い、憎めない役どころである。 仲良くなった子と無事に脱出するのだ。
その子(いや、小柄なだけで、当時立派な成人女性だったのだが)は、歯列矯正をしていて、彼女がそれをジョーズに見せてニッコリ微笑む。 それがジョーズの鋼鉄の歯と「おそろ」であり、彼らがシンパシーを感じてカップルになることが観客にわかる演出になっている。
しかし、である。
最近話題になっているようだが、ビデオ化(DVD化)されている映像では、彼女の歯列矯正器具が削除(修正)されているのだ。 映像に映っていない! 彼女は普通に白い歯を見せている。
以下の記事に説明されている。
日本だけではなく、海外でも話題になっているようだ。
これは一体どうしたことだろう。
矯正器具に対する蔑視だ、差別だ、と誰かが騒いで、修正させたのだろうか。
しかし、本筋に関わる重要な演出を台無しにするような改変が、何故行われたのだろうか。
一部では「マンデラ・エフェクト」ではないか、と言われているが、にわかには信じがたい。 そういう怪奇現象が軽々に起きるとは思えない。
起きるなら、もっと重要な事象について歴史の改ざんが行われる筈だ。
俺ちゃンには全くわからないのであった。