検索商売

探すのも簡単じゃないよ、でも探すだけじゃ商売にならないよ

こりゃシンドイわ、婚活w

 まぁ色々あるわけだが、データは裏切らない。 それだけ狭い門だ。

 ネットで拾ったものだが、こういうフリップがある。
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 また、こういう記事もある。

 要するに、30%の女性は、男性の収入が300万円以下であっても良いと考えているが、逆に言えば70%の女性はそうではない、ということだ。
 30% 400万円以上
 20% 500万円以上
 5%強 600万円以上
 5%強 700万円以上

 …そういう貴女は、おいくら稼いでいらっしゃるのでしょうか?という質問は、ハナから「そンなの関係ねェ」なのでしょうねぇ。
 では、バーターとして、何をご提供いただけるのでしょうねぇ…。
「アタシが一緒にいてあげる」? イヤ、タレント並みの美貌があるなら、それも一応アリかもしれませンが、…鏡見たことある?
 本音は「アタシがアンタのお金使ってあげるのよ? ありがたいと思いなさいよ」でしょ? 呆れてモノが言えないなぁ。
 …おっと、横道に逸れてしまった。

 彼女らの本音は、一昔前と変わらず、600万円以上なのだろうけど、世間で色々言われているし、現実に直面して、少し冷静になってきたってことか。
(東京都だったか、世帯平均収入が450万円という現実があるわけだが、自分は特別に、高条件の人と結婚できる/するべきと思っているのだろう。 餡子脳だなぁ)

 実際に男性の稼ぎの分布を見てみると、その70%の女性たちが目指すべき男性は、実に未婚男性の25%でしかない。 しかもそのほぼ半数には結婚願望がない。 ということは、せいぜい12%程度、多めに見積もっても15%の男性しか、対象たり得ない、ということになる。

 ではその15%がモテモテかというと、そうでもない。
 女性側には、さらに要求事項がある。 男前でなければイヤだ、舅姑と同居したくない、田舎に住みたくない、趣味が気にくわない、などなど、いくらでもある。
 かような条件を満たすATMのような男性は存在しない。
 したがって、これでは結婚が成約しないというか、マッチングが成り立ちにくいのも当然だ。

 ここで視線というか立場を逆転させて、さらに論理を大幅飛躍させてみよう。
 それは、男性目線から見れば、対象たる女性が15%に入っているかどうか、ということになるのだと考えられる。
 どういう基準か、というと、これはもうズバリ、ルックスだろう。
 とにかく美人は目立つし得をする。 ルックスの劣る女性はそれが羨ましくてしょうがない。 ドス黒い嫉妬が燃え盛っている。 そしてルックスの劣る女性は、自分より劣る容姿の女性を見つけて、心の平穏を得ようとする。 そして、心のどこかで、本当は自分は美しい、と思っている。
 …また話が逸れた。

 ルックスについて、無論、芸能人とは言わぬまでも、好感を持たれるルックスであれば、男性に見初められる、すなわち「お買い上げ」いただける可能性が高まる。
 また、男性とてもバカではない、ルックスが良くても、ナカミの伴わない女性はオミットされる(学業も技能もなかったり、人品が卑しかったり、銭ゲバ女だったりするのはNG)。

 すなわち、男性目線から見ても、ガツガツと金に群がってくるメスどもを近づけようとはしないから、結婚成約がされにくくなる。
 ルックスが良くて、ナカミも人品卑しくない女性は、とっくに成約済みだよね…。

 また、25%あるいは15%の男性は、モテる努力を積極的にしない男性も多いのではないか。
 それだけの高収入を得ているということは、若い時期に学業や技能取得に励んだということだ。 モテる努力を面倒臭いと考えているのではないだろうか。

#「結婚願望がない半数」というのは、上記のどうしようもない駆け引きに煩わしさを感じている男性諸氏なのだろう。

 個人的に興味があるのは、女性の年代別の、左のグラフを見てみたいという点だ。
 若い女性は、(同年代の)男性に、結婚相手として、高い収入を求めているわけではない、という気がする。 現実を見ているのだ。
 高い収入を求めているのは、いわゆるイキオクレ組であって、こう申しては失礼だが、ギャンブルで負けが込み、一発逆転を狙っている人と同じ思考パターンの気がする。 そういう層の願望が、男性に求める収入額を引き上げているのではないだろうか。
(つまり、ギャンブルと同じく、殆どの場合、良い結果にはならない。 慌てる乞食は貰いが少ないと申す通り、自分は努力も貢献もせず、ガツガツと金を追い求める女性には、幸せはやってこない)

 男性とて同じだろう。
 幾つになっても、収入が少なくても、若い美人を伴侶にしたいと考えている。
 金持ちの老人が若い女性を囲うなら、それはまぁ、わからぬでもないが、75%の男性は収入が十分とは言えない、甲斐性なしである。
 そういう冴えない男が、純真無垢な美女と結ばれる、というような「それなンてエロゲ?」的な展開は絶対に起こり得ない。

 これまた極端であるが、オチは、男女ともに、若いうちに結婚しとけよ、ということだ。
 若いうちであれば、収入が低いのは仕方がない。 だから現実的にならざるを得ない。
 また、結婚は「弾み」「勢い」の要素がある。 そういったことが起きるのも、若さゆえ、だ。
 迂闊に歳を重ね、経験値を増やしてしまったら、約しい生活に戻ることはできない。 そういう生活を知らなければ、知らないなりにやっていける。
 同様に、歳を重ねてしまえば、知恵が先行して、「弾まなく」なってしまう。
 様々な意味で、歳を食ってからでは遅い、ということだ。