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真珠の耳飾りの少女

 やっと見た。
 面白かった。 若いスカヨハが初々しいw
 多くの人が知っている名画の背景には、こういうストーリーがあったのでは、という、説得力のある推論だ。
 コリン・ファースフェルメールの苦悩や煩悶をうまく演じているし、夫人にちょっと美しくない女優を持ってきて、しかもクライマックスではブスメイクをさせるなど、演出も決まっている。
 CG頼りではない、フィルム特有の甘い絵作りもどこか懐かしくて良い。
 文芸映画だと云ってしまえばそれまでだが、画面の絵作り、時代考証などもしっかりしていて(それは原作の成果でもあるのだろうけど)、楽しめた。

 さて事前にフェルメールの作品を見て、絵のイメージを頭にいれておくと、大変楽しめる。 ほんのちょっとネタバレっポくなるけど、アトリエが映るシーンで「おぉ~」と嘆声すること必至だ。 脇役も、あぁはい、と納得するところがある。
 原作の小説も読ンでみたくなった。