2019-04-29 真珠の耳飾りの少女 映画とか読書とか やっと見た。 面白かった。 若いスカヨハが初々しいw 多くの人が知っている名画の背景には、こういうストーリーがあったのでは、という、説得力のある推論だ。 コリン・ファースがフェルメールの苦悩や煩悶をうまく演じているし、夫人にちょっと美しくない女優を持ってきて、しかもクライマックスではブスメイクをさせるなど、演出も決まっている。 CG頼りではない、フィルム特有の甘い絵作りもどこか懐かしくて良い。 文芸映画だと云ってしまえばそれまでだが、画面の絵作り、時代考証などもしっかりしていて(それは原作の成果でもあるのだろうけど)、楽しめた。 さて事前にフェルメールの作品を見て、絵のイメージを頭にいれておくと、大変楽しめる。 ほんのちょっとネタバレっポくなるけど、アトリエが映るシーンで「おぉ~」と嘆声すること必至だ。 脇役も、あぁはい、と納得するところがある。 原作の小説も読ンでみたくなった。