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コロナ禍、実際の趨勢

 感染者数ガー、という報道ばかりが目立つが、イイカゲン目を覚ましなさい、と俺ちゃンは思う。

 検査の精度は70%なンだぜ? 目安でしかない。 確かに目安と言えども価値はある指標だけど、ものすごく手間がかかるわけじゃン? だったらそれに血道をあげるのは賢くないよね…。

 

 それよりも、(後手にはなるけど、)死者数、重傷者数を指標にするべきだと考える。

 亡くなった人の数は糊塗できない。 他の傷病で亡くなったということにすると、必ず目立ってバレる。 死者数が、その国や領域の単位人口あたり、どれくらいか?で、感染がどれくらい深刻なのか、が見えてくる。 この変化率をモニタすれば、感染拡大の傾向がわかる(3週間遅れになってしまうが…)。

 重傷者数は、これは確定診断されているはずだし、はっきり言えば、この母集団から次の死者が出るわけだから、こちらも死者数と同様で、深刻さや傾向を把握することができる。 こちらは死者数よりも1週間以上早い筈だ。

 

 さて、公開されているデータでそれを見てみると、現時点で以下の通りだ。

 総人口は、やや丸めて少し多めにしてある。

国名 総人口 総死者数 人口Mあたり死者数 重傷者数 人口Mあたり重傷者数
日本 126150000 108 0.86 117 0.93
アメリ 328240000 20595 62.74 11471 34.95
スペイン 47000000 16972 361.11 7371 156.83
イタリア 60320000 19468 322.75 3381 56.05
フランス 67080000 13832 206.20 6883 102.61
ドイツ 83150000 2871 34.53 4895 58.87
イラン 83180000 4474 53.79 3930 47.25
韓国 51710000 214 4.14 55 1.06

 

 最右のカラムが増大していくようだと、これはまずい。 気の毒なことに、アメリカは目に見える形で増大しており、事実、それを追いかけて死者数も増加している。

 一方、イタリアとスペインとでは、死者数と重症数のバランスが異なっている。 つまり、重傷数のカウントの仕方が、国ごとに違うのでは?ということが伺われる。

(したがって、重傷者数は国同士の比較はできず、その国の変化をモニタするにとどまる、ということになりそうだ)。

 

 一般に言われる、8割は軽症、という話があるが、この際、その数字は議論の外だ。

 BCG接種がエピジェネティックに(=後天的に)効いているようだ、という分析もあるし、それ以外にも生活習慣差も大きい。 食べ物の影響だってあるだろう。

 そしてまだ話題になっていないが、感染する際のウィルス量が勝負を決めている可能性があるのではないかと(俺ちゃンは)考えている。 ここでいう「勝負」というのは、発症するか否か、重症化するか否か、という点だ。 クラスター感染/濃厚接触感染をした場合に、強い症状が出やすいのではないだろうか。

(したがって、そもそも日本ではそういう濃厚感染が少ないので、重症化することが少なく、死者も少ないのではないか)

 

 追うべき数字は、死者数やその予備軍であり、これを低減させる努力こそ、日本には求められていると思う。 検査などいくら行っても意味がない。

 まずは隔離対策を遵守し、濃厚接触を避けるべく国民が努力するべきである。

 

 何れにせよ、1日も早い収束を祈るばかりだ。