暴対法があるとはいえ、法律の向こう側に居る人たちだからねぇ…
そういう人たちとは関わってはいけない。 昔なつかし、北方謙三のエッセイにもあった通りだ。
ここ数日、新宿歌舞伎町がエラいことになっているとの情報がある。
ことの発端は、スカウトマン(女性を夜の世界の仕事に誘う人)が、その筋のプロとトラブルになり、暴力をふるって怪我をさせた、ということだそうだ。
それがためにプロ側がマジになり、総動員状態(?)で、スカウトマンや隣接業種であるホストをつかまえては尋問しており、中にはまず小突く、殴るから始める場合もあるそうな。
つまり直近は、歌舞伎町(というか新宿駅東口)には一般人と雖も、近づかない方がよい、という状態になっている。
折角、緊急事態宣言が解除されて、飲食店は営業再開できるのに、とンだトラブルで水をさされることになった。 気の毒だ。
…まるで劇画や映画の世界であるが、そのスカウトマンとやらは、それこそ一線を踏み越えた、つまる法律の向こう側に行ってしまったわけで、もう言い訳はできない。
暴力をもってして社会に存在する人種に対して、(因縁をつけられて、先に暴力被害を受けたならいざ知らず、)怪我をさせて逃げたのは最悪の対応である。
この先、二度と表には出てこられないだろうし、ほとぼりが覚めるまで、追及の及びにくい海外にでも行くしかないが、この時期は難しそうだ。
本気を出して狩りをはじめたスジ者に対して、どこまで逃げ果せることができるだろうか。