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抗体検査奇々怪界

 集団免疫が形成されているのか?を調べることを目的として、日本国内で抗体検査が始まったわけだが、諸外国の例と同じく、全く検出率が低い結果となっている。

 

 そンなバカな、と言わざるをえないが、事実は覆しようがない。

 そこでこの結果から考えられることがいくつかある。

・じっさい、全然集団免疫が形成されていない。 つまり今回の流行など、プチ流行レベルであって、本当の流行はこれから。 あるいは、集団免疫獲得には何年も、あるいは何十年もかかる。

・逆に、COVID-19に感染しても、抗体ができない(または、すぐに消失してしまう)可能性がある。 多くの人が感染はしたが、それこそファクターXによってスルーされてしまい、COVID-19特有の抗体が形成されなかった可能性もある。

・抗体形成に、年齢差、性差、血液型差、既往症歴差、人種差などの差異があるかもしれない。 残存期間とか、抗体の多さにも差が出るかもしれない。

・(これはすっとこどっこいだが、)そもそもCOVID-19なンて存在しないのではないか、という超電波チックな、陰謀論じみた考えもある。 ナイと思うけどw

 

 また気になるのは、発症〜回復した人たちを対象に抗体検査をしてみたのか、という点である。 間違いないサンプルであるところ、彼らから100%と言わぬまでも、99%以上抗体が検出されるなら、確実な検査ということになるが、そうでないなら、これは指標にならない。

 

 いったいどういうことなのか。