まったく非科学的な状況が続いており、あやしい。
今回のコロナウィルスは、確かに強い感染力を持っており、また重症化し、亡くなったり後遺症が出ることは事実だと思うが、不可解なことが多過ぎる。
(1)ウィルスの実体が未提示
件の大橋先生(徳島大学名誉教授)の御高説の通りである。
「これがウィルスだ!」というサンプルが提示されていない。
(単離されていない。 電子顕微鏡写真だけ)
日本の感染研と、もう一箇所どこだかがウィルスを単離した、という報道があったが、その後、続報が全くなく、信じられないことに感染研はそのリリースを削除した。
一体何があったのか…。 マスコミも一切触れていない。
(もっとも大橋先生の意見自体、マスコミでは取り上げられていない。 都合が悪いのだろうか?)
イ号物件が目の前になければ特許侵害性検討ができないのと同様、ウィルスの現物がないのに、なぜワクチンの研究ができるのか、不思議でならない。
(遺伝子パターンは分かっているものの、それだけで開発できるのか?)
また「危険だ」ということで病理検査も行われていないが、これで病態の分析ができるのだろうか。
(2)PCR検査
PCR検査の問題点も見えてきた。 そもそも実験用の検査であり、診断に使うべきではないものを無理やり適用しており、偽陽性が多いことが囁かれている(残念ながら明確なデータがない)。
そして、一番問題なのは、この検査で○×がわかるのは、「Step 1 被検査者の気道上にウィルスが付着していたかどうか」であり、感染しているかどうか、でないということだ。
それこそ水商売系の人たちは、三密状況になることが多く、したがってウィルスを吸い込む機会も多かろう(そうすれば気道上に付着する)。
しかし、この後に以下のステップがある;
Step 2 人体内にウィルスが侵入するか(無自覚保菌者状態。 次に進むかは、本人の
免疫次第。 多くの日本人、東アジア人には交差免疫があると言われている)
Step 3 発症するか(次に進むかは、本人の体力や基礎疾患次第)
Step 4 重症化するか(う〜む…)
現実に、陽性と判断された人は、数日おいて再検査および再々検査して、陰性となったら「回復者」扱いされるところ、これはそもそもStep 2 に至っていなかった可能性がある。
検査しても、本当に感染しているかが怪しいようでは、意味がないではないか。
(しかし、こうやってPCR検査された数がWWで集計されている。 誰にも止められない…)
(3)検査の仕方がランダム化されていない
下に引用するグラフを見てみよう。 出典は以下である。
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
左のグラフだけをみると衝撃に感じるかもしれないが、実情は気にするほどのことでもないと考える。 検査する多少を増やせば、当然ながら、偽陽性含めて、アタリも増えるだろう。 当然だ。
つまり毎日、都知事が疲れた風を装って数を発表していることに意味はないと思う。 結果的に重症者・死者がどれくらい出ているか、が問題なのだ。 あるいは発症した人の数だって良い。 不確かな感染者数を報道することは、いたずらに不安を煽るだけだ。
そこで右のグラフを見てみよう。
検査人数の増加(点線)に対して、陽性率(実線)が比例して増大しているわけではなく、特に7月上旬以降、差が開いていることがわかる。
検査数が多くなったので偽陽性含めたアタリ数も増えているが、それは検査数に比例した増大よりも少なめの増大であるというのがわかってきただけである。
いっぽうで、検査対象が、ランダムなのか?が重要だ。 偽陽性含めて、陽性反応が出そうな母集団を多く検査しているならそれは客観的な集計結果にならない。 様々な場所、年齢層、職業、そういった要素がランダム化された母集団で検査してこそ、指標になるのではないか。
(4)つまり悪い状況ではない?
以前から俺ちゃンが指摘しているのは、死者の数である。 単位人口あたりの死者数の推移を見れば、その深刻度が知れる、という考え方だ。
また、その予備軍として、重症者数を見ていくのも意味がある。
以下のグラフで重症者数推移がわかる。 すると、7月上旬以降、現時点(2020.7.25)では漸増傾向にあるが、全体としては重傷者は以前より減っているのである。
これはどういうことか。
「真に陽性かどうかわからないが、検査では陽性と判断された人」は確かに増えているが、重症になる人が減っているなら、実質的には問題がないのではないか。
極論だが「検査そのものが怪しいので、本当に感染が拡大しているか、分からない。 しかしながら深刻な事態ではなさそうだ」と言えそうだ。
(たしかに、よくない、タチの悪い流行病であることは事実だろうが)
繰り返すが、実際、(こと日本に限れば、)重症化している人や、亡くなる人が(欧米に比べて)極端に少なく、実情はそれほど問題ない。 それは上記のデータからわかることだと思う。
したがって、日本政府は、そういう点を明らかにして、過剰な対策をやめるようにアナウンスするべきではないか。
(これも、裏読みすれば、海外とのアライメントがあるからなのだろう。 海外から人が入ってくることで、別のトラブル発生や、新種亜種のウィルスが入ってくる可能性がある。 それを避けたくて、海外と同様の対策を取っているのではないか)
(5)何故現状放置されている?
別の観点から見てみよう。
実情がどうあれ、感染者が増えているのに、日本では非常事態宣言が再度出されず、街中には人が普通に歩いている。 さんざん不確かな数を発表して危険や不安を煽っているのに…。
マスクをして、列に間を開けて並ぶことは行われているが、それ以外はコロナ以前と大きく変わらない気がする。
Go Toキャンペーンしかりで、おそらく広告代理店などと組んだ動きを止められず、なし崩し的に進めていることが見て取れる。 人が移動すれば感染が拡大するのが明らかなのに、なぜ強行するのか?
(カネが絡んでいるから止められないのだろう。 いっぽう「コロナウィルス感染は深刻な問題ではない」と政府は認識している?)
(6)ファクターX
中山教授のおっしゃられるファクターXの議論がここしばらく下火になっているのも気になる。
「どういうわけかわからないが、我が日本では被害が小さい、その理由は何か?」という議論だ。
…東アジア沿海部の住人は、今回の被害が低い傾向にあり、これは、似たタイプのコロナウィルスが過去に流行して、その免疫を獲得しており、それが交差免疫として機能しているからだ、という意見がある。 ランダム抗体検査で今回のコロナウィルス感染者が非常に少ないことがわかっており、この可能性を裏付けているのでは?と俺ちゃンは見ている。
実際はこれだけでなく、BCG接種後の長年月にわたる訓練された免疫の効果であるとか、食品(大豆、発酵食品。 つまり味噌)が効いているといった説もあり、本当のところはこの先長い研究を経る必要があるだろう。
ただ、現実は現実で、感染者ッポい人が増えているものの、最悪の死病が大流行しているわけではないのだ。
(もちろん、医療関係者の方々は大変な思いをされている、それには感謝しています)
…実情がどうあれ、ファクターXの存在を公に認めてしまうと、諸外国との間の軋轢が生じる(人種差別。 ねたみ、そねみ。 折しもBLMがかまびすしい)ため、表沙汰にならないように配慮されているのではないか。
モノ言えば唇寒い、ってやつだねェ。
(6)この構図…
総じて、危機を煽るような報道が多く、これは大量破壊兵器の時と同じ匂いがするのである。
ありもしない兵器の危機を煽って、おまけに先制攻撃で戦争をはじめ、泥沼となったイラク戦争のことを忘れるわけにはいかない。 永続的な対テロ戦争のために、こういうことをやるアメリカ政府は信用できない。
ここにきて、国家間の戦争で世界に影響を与える手法は手詰まり気味になったから、次は未知の存在との戦争をおっぱじめた、というところではないか。 その未知の存在は、見えない病原菌(ウィルス)で、危機を煽りやすい。 映画などで散々恐怖を刷り込み済みだ。 人類共通の敵、ということで、マイルドに各国を取りこみやすいし、ちょっと矛先を変えれば、敵対国にウィルス製造国という濡れ衣を着せることもできる。
でも、ありもしない大量破壊兵器と同じで、ウィルスの実体は見つけられない(特定・同定できない)。 単なる風邪のウィルスだからな。 そしてワクチンも治療法もない。 ダラダラと永続的にこの状態が続いていく。
…こういう流れを辿るのではないだろうか。