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ワクチン、ヤヴァいのかなぁ/久しぶりのデータ分析

 以前、こういう記事を書いたわけだが、ここ数日のネット投稿に触発されて、久しぶりに人口動態調査を確認したところ、「なンかおかしいことが起きてンじゃね?」ということが見えてきた。

 結論的には、日本列島の上で人が多く死に過ぎているのだ。

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 上記のグラフは、冒頭にリンクを貼った厚生労働省の人口動態調査速報のデータを元にプロットしたもので、どなたでも再現できる。

 これからすると、例年(過去2年)に比べて、本年3月以降、有意に死者数が増えていることがわかる。 1月の差異も気になるところではある。

 春先から夏場にかけて、死者が減るのが一般的だが、4〜5月は増える傾向にあるではないか。

 そこで過去2年の平均と、2021年との差異を計算したのが以下の表だ。

  1月 2月 3月 4月 5月 6月
2019-2020平均 136957 118025 119245 113151 110319 101389
2021 140844 118984 123579 118169 118634 108734
2021との差 3887 960 4334 5019 8315 7346

 

 3〜6月の差異の合計は、ほぼ25000人である。 仮に1月も加えれば、実に29000人、約30000人の差である。

 恐るべきは、3月以降、超過死亡者数が増加傾向にある点である。 このまま増えていくことが十分に考えられる。 4ヶ月のデータでは信頼性のある近似はできないものの、年内に、超過死亡者が毎月10000人になるどころか、超えることは十分に考えられる。 仮にそうなったとして、これまたざっくり仮想値を合計すると、年内の超過死亡者は合計10万人前後に達するだろう。

 例年、毎年138万人プラマイ1万人の死者が出るわけだが、その中にあって、この4ヶ月で既に25000人の差がつくというのは、統計的に有意な差であるし、仮に、さらに増えて「10万人」が現実になれば、これは異常事態をデータが示すことになる。

 

 では、この死者の内訳というか理由は何だろうか。

 コロナによる死者? これまで合計で16000人程度なわけだが、この4ヶ月でどれくらいか、というと、例の国立社会保障・人口問題研究所のデータからわかる。

 3/01時点の死者数、7/05時点のそれとを差し引くと、9916人だ。 約10000人。

 25000人の半分にも至らない。

 そして、そもそも、この数が、上記の25000人に含まれるのか、という考えもある。

 そこで最新のコロナ死者データ(8/30時点)から、ざっくり死者平均年齢を計算すると、81歳という値が得られる。 以前(82歳)より明らかに低年齢化している。

(本来は3〜6月の期間で計算すべきだが、最新の傾向ということで寛恕されたい)

 いずれにせよ、この「低年齢化」は、以前とは状況が異なり、超過死亡が発生している、あるいは増えてきたことを意味している。

 とはいうものの、上記ですでに示した通り、コロナ死者の総数(9916人)は最近の超過死亡全数(25000人)の半分にも満たないのは事実であり、コロナ死以外に原因があることは間違いない。

 

 ここで本ポストのタイトルになる。

 こういった差異をひきおこした原因としてワクチン接種を軽々に挙げることは危険だが、要因としてワクチン接種しか思い当たらないのも現実なのだ。

 実際、大災害でもなければ万単位の人は亡くならないが、そういう災害は起きていない。 急に治安が悪くなって殺人事件が増えた? ないない。 コロナ不況による生活苦で自殺? それは、ケースとしてはあるだろうけど、何万人も、ってことはないだろう。

 …この期間に、大規模に社会的に行われたイベント、しかも健康に影響がありそうな、といえば、やはりワクチン接種しかない。

 そして、ワクチン接種数の増加ペースは、Google先生が簡単に示してくれる。 以下のグラフがそうだ。

 関係性というか相関については、今後の経過を追うしかないが、現時点においても、「2回接種」が増えるのに伴い、超過死亡が増えているように見えないこともない。

 

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 確定的なことは言えないが、ワクチン接種が不気味な影を落としていると感じる俺ちゃンなのであった。