ワクチンパスポートの強制導入なンて、実際は絶対無理だと思うンだよなぁ。
日本では今年(2021年)7月末から申請・発行が始まり、それを活用して海外に出かけている人のレポートもネットに掲載されている。
だがしかし、である。
- そもそも、接種したからといって、ウィルスを持ち運ばないわけではない。 感染している場合、発症する可能性もあり、その際に重症化リスクを下げる効果がある、というだけである。
- その効果も3ヶ月程度しか持続しない(抗体値が元に戻る)。 つまりワクチン接種したからと言って無期限で有効なパスポートが得られるわけではない。 定期的な接種によるパスポート更新(?)が必要になる。 その度に副反応に晒されるリスクもある。
- 自身のポリシーや考えで接種を避けるならまだ良いが、持病などの事情により接種できない人が不便な状況に陥ったり、あるいは差別や偏見に晒されることは、人権上どうなのか。
少し考えただけでも上記のような点が挙がってくる。
ワクチンパスポートという施策は、特定の状況では有効に機能するだろうが、全般的には穴が多いのではないだろうか。 少なくとも強制するようなものではない。
ましてや、これをチラつかせて(=パスポートを保持していない場合の不自由さを喧伝して)強制接種に仕向けよう、などというのは、あってはならないことであろう。
「DXしているぜ」というタッチで報道されているネタもある。 スマホ申請やマイナカードと結びつければ良いというものではない。
なだめすかし、というか飴と鞭というべきか、割引案もあるそうだ。 馬鹿らしい、ワクチン接種して、自分の命を割引くことはないよ。
さて、先行している海外では、すでにこういうことが(当然)起きている。
この記事では、イタリアにおける不正が発生していることを報じているが、そりゃそうだよなぁ、である。 そして交通機関に導入しようという動きに対して反発があがっており、当たり前だろ、と肯くほかない。 ここではイタリアの例だが、こういう不正はどこでも発生する。
フランスでは抗議デモが激しいが、以下記事を読むと、とにかく接種への公的圧力が過激であることがわかる。 人権の存在を疑ってしまう。
この報道では、抗議デモに対する暴力攻撃が紹介されているが、正体不明の団体って、いったい誰なンだよ、と笑わずにはいられない。 私服の警察官とか機動隊のような連中なのではないか。
そしてイギリスである。 とっとと断念しているじゃないか(笑) 現実的な問題、機能しないってことだよね。
以上、先行しているであろう海外の例を追ってみたが、結局、運用できないことがわかって導入を諦める、というところに落ち着くようだ。 ただ、導入しようという動きをすることで、接種数を増やす効果はあるかもしれない。
そういうわけで冒頭に戻り、導入なンて無理なンじゃね?と俺ちゃンは考えるのだ。
どうせパスポートは断念とか中止になるのだから、慌てて接種に傾く必要はないってこった。 少しの混乱や不都合、不便はあるかもしれないが、すぐに解消してパスポート不要になる。
クラス2施設への補助金をタンマリいただいていると噂されているオッサン、非難轟々だな。 格好の物笑いの種だ。 未来永劫、悪役として記憶されることになるのだが、それでも権力とかお金にしがみつくわけか。 あさましい。
「ワイ底辺、低みの見物」を継続するのが得策だ。
変化に対応したものが生き残るのではない。 何もしなくても、生来の機能で変化に対応できたものが生き残るのだ。 自然淘汰というのはそういうことだ。