ワールドメーターの数字を見ていて、あらためてそう思った。
いや、狙ったというのは言い過ぎで、結果的にそうなったのかもしれない。
何かというと、多くの報道が「数」を取り上げているが、それは短慮であって、単位人口あたりの割合で判断すべきだから、だ。 その地域の被害を測るには、割合で比較しなければ客観性に欠けると思う。
例えば、単純に数(死者数)だけで比較すれば、インドは世界3位で甚大な被害ということになるが、100万人あたりの死者数では127位となり、全然大したことがない。
そこでワールドメーターサイトの表を、死者数でソートしてから「100万人あたり死者数」を見ていくと、アレレ、という点に気が付く。
そう、必ずしも同じ傾向になっていないどころか、極端に少ない国がポツポツあらわれるのだ。
それらの国々は、アジア、そして噂されてきた通り、東アジア沿海部の国々が多いように思われる(全てそうではないが)。
では次に、「100万人あたり死者数」でソートしてみよう。
すると、ロシアを含むヨーロッパが上位を占めている(アメリカも)。
もちろん、医療体制や、(怪しいが)ワクチンの効果なども考慮する必要があるから、一概には言えないが、いわゆる白人(コーカソイド)が集中的に被害を受けている、と考えられなくもない。
…特定の人種を狙った、というのは言い過ぎで、結果的にそうなった可能性だってあるわけだが、いったいどうしたことか。
少なくとも今、日本は落ち着きを取り戻しているが(それでも危うさを皆感じている)、欧米諸国は現実的な意味で阿鼻叫喚の地獄が続いている。
こういう状態が続くのだろうか?