上海のロックダウンが大変なことになっている。 食料備蓄が十分でないまま、いきなり外出禁止になり、飢餓が問題になっているそうだ。 俄には信じられない。
その前は深圳だ東莞だと言っていて、こりゃ警察国家だからかなぁ、と思っていたが、コロナ騒動とは違う要因で行われているロックダウンではないだろうか。
(オミクロン株がもう大したことがないということは、中共も知っているはずだ。 またロックダウン政策に意味がないこともわかっているはずだ。 それなのにこういう抑圧施策をとるというのは、何か意図があってのことに違いない)
半導体枯渇・物資不足・部品不足には、生産拠点のロックダウンが関係している。 サプライチェーンを直撃するもので、後段の事業が全て止まる。 ある領域の事業が消滅し、それで食っている人の仕事がなくなる。
経済的に最も好ましくない事態だ。
ようするに、中国の大規模ロックダウンも、例の大きな絵「経済破壊・市民攻撃」の一環なのではないか。
大規模な経済活動停止をすれば、それが回り回ってWWの経済抑圧に繋がる。
端的に言えば、米国経済に打撃を与えることが可能だ(もちろん米国だけでは済まない)。
中国は、コロナにかこつけて厳しいロックダウン(のフリをした生産抑制)を行い、もってWW(特に米国)の経済を攻撃しているのだ。
さてウクライナ戦争がなかなか決着せず、グダグダと続いている。 プーチンが生きている限り、これは終わらない。
貧しい(貧しかった)ロシアに、そのような戦費があるわけないのに、戦争を続けていられるのは、中国がケツ持ちしているからだろう。 ロシアが勝てばその利権を掠め取ろうとするだろうし、負ければ手のひらを返して、さらに領土の割譲すら求めるのではないか。
中国としては、ロシアが経済制裁されていることもロックダウン(のフリをした生産抑制)の理由にしているのだろう。
米国をはじめとした世界各国は、対露経済制裁をしているのに、ロシアを支援している中国のロックダウンによって、逆に経済制裁されている。
このようなループというか、負のスパイラルに巻き込まれている国々にしてみれば、たまったものではない。 とにかく抜け出したいと思うだろう。
とはいえ、ロシアは、周辺国にとって信用が置けない相手であることが露見した以上、戦争が終わったとしても、これまでと同じような付き合いはできなくなる。 いつ、同じように戦争を始めるかもしれない国と、もう取引はできない。
同じような専制君主政権である、中国、北朝鮮も同じ扱いになる。 戦争どころか、国家安全保障上の対策が先だ。
いま起きている戦争にはこれ以上付き合いたくないが、これから起きるであろう戦争については、自国自身で防衛・対応しなければならなくなる。
それは日本だけではなく、どこの国も同じだ。
制裁しているようでされている各国は、どこも、当然アメリカも、イライラが溜まってくるだろう。
サラエボにおける一発の銃弾ではないが、どこかで何かがさらに起きれば、あっという間に連鎖して、世界中で戦争が始まりそうな状況になっていると思う。
眠くてまとまりがないが、ひとまずメモレベルとして投稿しておく。