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戦線拡大、陣営鮮明化

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 イラン外相が、ロシアへのドローン供給を認めたとの報道だ。 ただし侵攻前で、ミサイルの供給はしていない、というイクスキューズ付きだ。

 残骸などの証拠がある中、認めざるを得ないということで発されたステイトメントなのだろう。

 だが苦しい言い訳にしか聞こえない。 仮にそうだとしたら、この国際情勢において、逆にロシアを非難するのではないか。 「ウクライナ侵攻をするとは思わなかった。 そのために使うとは考えていなかった。 戦争をやめるべきだ」等だ。

 だが現実にはそうではない。 やるとわかっていて供給したのだろう。

(こういった武器供給は国連決議wにも違反しているそうだ)

 

 イランは1970年代から米国に敵視され、実際にそういう扱いを受け、米国と敵対する勢力と手を結ぶように仕向けられてきた、という経緯があるので、ロシア、中国、はては北朝鮮といった勢力とアライアンスを組むのは当然の流れと言える。

 ここにきて、そのアライアンス・陣営が明確になってきた。

 これは今後の政治経済活動に大きな影響を及ぼす。 そういう前提で考え、行動する、ということになる。 グローバリゼーションの逆をいく、分断が進む、ということだ。

  繰り返して書いているが、ウクライナ侵攻戦争のオチはどうなるかわからないが、その後のロシア国民は塗炭の苦しみを味わうことになる。

 そしてそのダウンストリームは、ロシアだけの問題ではなくなる、ということだ。