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転載記事「5年前にiPhoneの失敗を予想した4人」

そりゃま、予想が外れても仕方ないよネ。 ライバルメーカーだったら、「とりあえず、けなす」言動をしなきゃならない場合が多い訳で、しょうがねぇなァ、と思わンでもない。

http://news.livedoor.com/article/detail/6816542/
元記事は以下;
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1207/27/news07.html


5年前にiPhoneの失敗を予想した4人

iPhoneは、今から5年前の2007年6月29日に米国で販売が開始された(訳注:日本は2008年7月11日)。iPhoneは、Appleを「世界で最も成功を収めたテクノロジー企業」の地位に押し上げた立役者であり、ITのコンシューマライゼーションの時代の先駆けだ。

このような成功を目にすると、iPhoneAppleにとって危険な賭けだったことをつい忘れてしまう。例えば、物理キーボードがないので失敗は目に見えているという意見があった。その他にも、競合他社、将来のパートナー、独立系アナリストを含め大勢がさまざまな問題を指摘し、iPhoneの成功を疑っていた。

今回は、2007年当時にiPhoneの成功に否定的だった4人の発言を振り返ってみる。

※関連記事:これがAppleの「iPhone 5」だ!(臆測、うわさ、リークによると)
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1204/06/news04.html

BlackBerryにとって大きな潮の変わり目などいうのは、言い過ぎだと思う」
カナダResearch In Motion 共同CEO(当時)ジム・バルシリー氏


Research In Motion(RIM)がBlackBerry端末によってCEOマイク・ラザリディス氏は2012年1月に辞任している。

※関連記事:BlackBerryのシステム障害でiPhoneに傾くヨーロッパ市場
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1110/28/news01.html

iPhoneがそこそこの市場シェアを獲得する可能性はゼロだ。あり得ない」
Microsoft CEO スティーブ・バルマー


米国紙USA Todayのインタビューで、バルマー氏はiPhoneを少数の、しかし熱狂的なユーザーベースを獲得するMacのような製品と見ていたようだ。同氏はまた、「スマートフォンのエクスペリエンスを音楽によってしか」特徴付けていないとAppleを批判していた。しかしiPhoneiPodに電話機能を付加した以上のものに進化している。そして、このインタビューの中でバルマー氏がアピールしていた2製品(ZuneWindows Mobile)は生産を中止している。

※関連記事:Windows Phoneは仕事に使えるか?
http://techtarget.itmedia.co.jp/tt/news/1205/25/news01.html


iPhoneは、弊社が提携先第一号にならなくてよいと思う製品だ」
米Verizon 社長兼最高実務責任者 デニー・ストリングル氏


少し前まで、米国ではAT&T(前Cingular)しかiPhoneを販売していなかったのを覚えているだろうか? Verizon Wirelessは最初iPhoneを検討したものの、Appleが要求するレベニューシェアリング(利益分配方式)と流通管理を理由に手を引いた。結果としてVerizonは、iPhoneの人気に火が付いた際に取り残された格好になった。Verizonは2011年にiPhone 4がリリースされたときに、ようやくiPhoneの取り扱いを開始した。

Appleは、ある程度シェアを獲得できなければ、iPhone用クライアントを開発するようアプリケーションベンダーを説得するのにかなりてこずるだろう。かといって、サードパーティーのアプリケーションがなければシェアは伸び悩む、そんなジレンマに陥る可能性がある」
米J. Gold Associates創始者 ジャック・ゴールド氏


モバイル分野のアナリストであるゴールド氏は、iPhoneが成功する可能性を完全に過小評価していたわけではないが、2007年のComputerworldのコラムでiPhoneが抱えるアプリケーションの問題を指摘し、iPhoneがヒット商品になれるかどうかについて疑問を呈している。Appleの当初の戦略は、SDKをリリースし、App Storeを導入すると、ネイティブアプリケーションの人気は急速に高まった。モバイルアプリ検索サイトを運営する独Xyologicによると、2012年4月の時点では、iPhoneアプリケーションの1カ月当たりのダウンロード数は、米国内だけで3億7800万件に上るという。