まぁ、日本は基本的に「強いアメリカ」への対米従属路線を継続している事がうかがわれる訳だ。
しかし、俺ちゃンは疑問である。
例えば田中宇氏は、「互角だったのではないか。 政治経験がある分、ヒラリー・クリントンは圧勝しなければならないのに、互角になったということは、トランプが優勢なのではないか」と分析している。
その他、ネット上には、以下の様な画像も上がっている。
これは米国各メディアの調査結果を一覧にしたものだ。
TIME、FORTUNE、DRUDGE REPORTほか、全てのメディアがトランプ氏の勝利を示している。
健康問題どころか、現実的な政治の舵取りについても、トランプ氏が勝っている、ということだ。
…「大統領になること」を目標としている人と、「大統領になって国を変えたい」と考えている人との、視座を含めたスタンスの差なのではないか、と思う。
ヒラリー氏の支持団体のひとツには、バカフェミどもの「女性を大統領にする団体」というのがある。 前回オバマ現大統領に破れた際、こいつらは「ヒラリー候補ほどの知名度がある人が負けるなら、誰を候補にすれば良いのか…」とコメントしている。 アホか! 目的がナナメ上だわ! 勿論、幾百とある支持団体のひとツがそういうコメントをしたからといって、ヒラリー氏がそう考えているとはいえないさ、そりゃそうさ。
しかしながら、俺ちゃンが感じるのは、彼女の方針と云うか政策は、最大公約数的であって、強烈なメッセージが感じられないのだ。
大枠で、コレまでの方針と変わりがない(対外強硬路線~対外協調路線というリダンダンスの中で、どちらかに揺れるだけだ)。
それに対してトランプ氏は、まず国としての足下をしっかりしよう、という強烈なメッセージを発している(短気で稚拙かもしれないが)。 それが本質的な意味での強いアメリカにつながることは誰の目にも明白であり、上掲のような結果につながっているのではないだろうか。
早計に過ぎるかもしれないが、俺ちゃンには、勝負があったように思われる。