「…」で気持ちを表してみた。
とにかく、安っポい。 全編を通してチープ感満載である。 こう云っちゃァおしまいだが、「俺でも書ける」と云いたくなる内容だった。
ストーリーにしても、御都合的な気象の変化やらゲーム的な展開、チンピラ人情話など、とにかく先行きが見えてしまって全然盛り上がらない。 戦闘シーンも、どこかで見た映画から借りて来たようなものばっかりだ。
#作者本人は盛り上がっていたのかも知れないが、読者にしてみればしらけている。 醒めた感じで筋だけ追う読書だった。 塔の上から狙撃するシーンは「プライベート・ライアン」まんまじゃないかw
さらに集団的自衛権の話もあり、現実がこの小説を追いかけている要素はあるだろう。
とはいえ、ちょっとね…。 申し訳ないが、面白いとは云えなかったなー。