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攻殻機動隊ARISE

ひとまず、1と2を観劇した。
う~む…攻殻機動隊であって攻殻機動隊ではない、という印象だなぁ。 無理に引っ張っている感じがする。 いわゆる「攻殻機動隊シリーズ」の前日譚として、額面通りに受け取れないのだ。 ストーリー上も色々と不整合があるように感じられる。 技術考証的にも不自然だ(スポンサーへの配慮かもしれないが、電脳化されている世間において、ラップトップPCが存在するとは思えない。 たとえ外部記憶や処理機能のある端末だとしても、製品形態がラップトップPCであるとは考えられない)。
同じ設定の、パラレルワールドの話、といった印象だ。
それと、これは個人的な印象なのだが、どうも押井守潜在的な影響が強い絵作りに思える。 「スカイ・クロラ」を彷彿とさせる画面なのだ。

なンだか、これも「柳の下の泥鰌」かよ、と感じられ、ちょっと悲しくなる。