非常に面白い話だった。
解体業者が再資源化を視野に入れているのはその通りだが、こうも違う、というのが興味深い。
これをサプライチェーンというのか、あるいはバリューチェーンと呼ぶのか分からないが、ここでいうC社は、その流れをすべて把握して、商流に食い込んでいることがわかる。 それに対してA社、B社はその一部分だけだ。
これら3社のうちでは、断然、C社が大きく成長していく(逆に言えば、淘汰されて、C社のような会社しか生き残れない)と思うのだが、他の業者もまだ活動しているのだとしたら、一体どういうところが顧客になってくれる(=お金を払ってくれる)のだろうか。
きょうび、相見積もりは当然だ。 また、個人のゴミ処分ではなく、動くお金の違う大規模案件なわけで、だとするとクライアントである企業側もしっかり調べるだろうから、お客も減るにちがいない。
事業者間でも噂になって、やっていけなくなると思うのだが…。