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大失敗会見及び対応方針/ジャニーズ話、続

 ジャニーズ話、続。

 報道を読んだだけだが、お話にならないね。 あの対応じゃ世間様からソッポを向かれること必至である。

 実際、実効性のある対応は困難だと思うが、そのための努力をする/そういう姿勢を見せることが大切だ。 例えば日大では、林真理子学長以下、大変なご苦労をされているが、現場に居残っている旧勢力により苦戦を強いられている。 それほど改革は難しいのだ。

 なのに、「実は全然変わっていない」のがミエミエな対応策では、呆れてモノが言えない。 それは「変わるつもりがない」と居直る意思表明ではないか。 糾弾されても、火に油を注ぐ結果となっても、当然であろう。

 

 ひとことで言って仕舞えば、「全然違う会社にする」ことをしなければならない。

 少し具体的に言えば、外の血を入れる、といえようか。

・経営者を全部変える。 現場のオペレーションに差し障りがあっても、経営に関わるスタッフは全部入れ替える。 もちろん、その前段階において、外部スタッフによる調査(いわゆる第三者調査)が必要だ。 ジャニーズは一応やったそうだが、遅きに失しておるわえ。

・違う会社になるのだから、当然、社名を変える。 悪行ガー、愚行ガー、と大袈裟なことを言うなら、それをやらかしたやつの名前を冠した会社のままじゃ、当然ヤバいではないか。 社名変更はあったり前やろ。 「変わるつもりがないと居直っている」と上記したのは、この現状を見て、である。

 

 また、社長が退任するとのことだが、株を握っているわけで、実権は手中にあるままだ。 表舞台から姿を消す分、余計タチが悪いと思う。 株を全部手放して、「被害者補償の原資にしてください」をやらない限り、信用回復は不可能だ。

(裁判が起きるかどうかはわからないが、今後、被害者への補償の話になる。 その時、ジャニーズ事務所あるいはその継承組織に、それだけの内部留保なり、資金なり、があるだろうか。 事務所が存続していたとして、その原資が、所属タレントの稼ぎから捻出されるようなことはあってはならない。 遊蕩者が、その快楽のツケを他人に回すことになってはならない)

 

 なおここ数日、広告問題で騒がしいが、タレント個人の扱いとないまぜとなっており、アホな感情的議論が紛糾している。

 事務所に仕事をブックしているンだから、そりゃ、問題が明らかになった以上、その事務所を使うのをやめる。 広告の仕事なンだぜ? イメージ悪化を忌避するのは当然でしょ。 しかもグローバル企業だったら、なおさら、だよね。 それだけの話ではないか。 アホか!

 もちろん、使われているタレントは気の毒だけど、その事務所のチカラでメジャーになれたし、仕事も貰えたンだから、それは仕方ないよね。 本当に実力があるなら、他の事務所に移籍して、そこでも魅せられる筈だ。

 …ジャニーズの大物タレントほど、これからは風当たりがキツいだろう。 その看板でビッグになったのだから、逆に大きく叩かれることになる。 これも仕方ないよな。

 

 そして前のポストに続けて繰り返すが、そういう事務所を持ち上げて、コンテンツを垂れ流していたメディアの責任はどうなンだよ、責めを負わねェのかよッ!と思う。

 ついで、そういうコンテンツをありがっていた大衆はどうなンだよッ!と思う。