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いよいよインドが…

 インドが人口世界一になった旨報道されている。

 ついにこの時が来たか、と思う。 これも世界秩序が変わっていく流れにおける、一つの事象だ。

 (必死にしがみつき、認めようとしないだろうけど)中国が衰えていく、というアナウンスとも言える。

 国連は「もう中国主導の時代ではない。 これからはインドが経済発展を牽引していく」というステイトメントを発したに等しく、世界の枠組変化が加速していくだろう。

 

 さて、すでに中国の人口は公式発表よりも少ないとの報道がされている。

www.newsweekjapan.jp

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courrier.jp

 

 データ流出から逆に透けて見える、というのは皮肉だが、信憑性がある気がする。

 14億人中10億人のみの情報を把握する、といいうのは中途半端だ。 監視国家・警察国家である以上、老若男女を問わず情報をリストアップするだろうから、やはりそれが全国民の数なのだろう。

 

 無論、インドだって人口ボーナスを標榜するため、水増ししている可能性はあるが、国の景気や経済の高まりからすると、中国のような30%以上に及ぶ過大な水増しはされていないように思われる。

 

 そして、なんといっても、国連が認めたというのが大きい。 人口が国力を測るバロメーターの一つであるところ、インドが上回っている、というのは中国のメンツを潰すことであるが、それを重々承知の上でアナウンスしたのだ。 中国のへの配慮をしていないということで、これは相当な方針転換ではないか。

(「ホントは10億なンだろ? でも公式14億と言っているから、それを採用してやるよ。 それでもインドに負けてるじゃン?」という嫌味のようにも思える)

 

 個人的には、インドの軍事的アクションに興味がある。

 中国は汚いやり方で挑発するといったことにとどまり、現在の共産党は明確な戦争をやった経験がない。 台湾有事が、簡単に成功するとは思えない。

ウクライナ戦争が良い例で、一揉みに飲み込もうとしたプー公の目論見は外れた)

 一方でインドはパキスタンといざこざを繰り返しているし、ロシア製兵器のノックダウン生産を行ってもおり、ハイレベルな軍事技術を保有している。 直感的には人民解放軍よりも強いのではないか。

 さらに厄介なのが、マハトマ・ガンジー的な考えもあって、表面上非暴力を揚げている点だ。

 メンタリティ・ロジカリティがよく理解できないが、確実な経済力(成長する)と軍事力を持った国家が、どのように世界に影響を及ぼしていくのか。

 軍事力をひけらかすのか。

 ロシア領土を侵食するため北上するのか。

 中国と戦争するのか。

 …興味は尽きない。