いじめ自殺事件についてメモしておく。
次の様なサイトがある。
中2自殺事件まとめ
この中でも、特に電凸の欄があり、その内容が凄い。 いじめをしていた者を排撃するべく、その親が経営する会社の取引先に電話攻撃をかけている。 やり過ぎでは?という気がしないでもないが、まぁ仕方ないだろう。
たしかに、この事件は根が深い。 学校、教育委員会、はては警察関係者が隠蔽を図っている(これは断言しても良さそうだ)。
俺がマズイな~と思うのは、表向き、「敵討ち」「義賊」「正当な社会的制裁」等を標榜しているものの、その実体はストレス解消の為の攻撃に他ならない、という点である。 事実上、新たないじめを招来している(尤も、ツカマロ等は攻撃されても仕方ないけどな)。
このような行動や、それが報道されることは、「それでいいのだ」という雰囲気を醸成してしまう(マスコミ報道と同じ)。
そしてすっ飛ばした結論から言うと、歪んだナショナリズムとかファッショが台頭してしまうのではないかと思う。 本当の民族主義と云うのは、危機感によって支えられる、という意見があるが、俺は単純に同意できない。 しかしながら、このような第三者報復行為には、一切危機感が感じられない。
うまくまとめたり、つなげる事が出来ないのであるが、判然としないこのようなアクションに対して、非常にあぶないものを感じるのであった。